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やってもいいこと、わるいこと[2005年01月15日]
パソコン買った
自宅のデスクに最新のパソコンが配備されました。黒光りするタブガイ!
最近、よくCMで見かける「DELL」のパソコンです。
黒いパソコンは、ペケロク(X68000XVI 16MHz!)以来、10年ぶりくらいです。
最近はグラフィカルなユーザーインターフェースが普及し、パソコンの敷居を大きく下げたことで、
誰でも簡単にコンピュータを利用することができるようになりました。
今後生まれてくる子どもたちは、物心ついたときから、周りにはメールやらインターネットが
当然のように存在し、便利な社会を享受できることでしょう。
「読み書きそろばん」は、「読み書きパソコン」となるのでしょうか。
ただ、パソコンは便利で楽しいものというだけでは済まされないこともあります。
最近はオークションなどで詐欺行為を行って荒稼ぎをした中学生や、
IDを使い、他人になりすましてネットゲームを利用したことで罰せられたり、
同級生の悪口を掲示板に書き込んだことで殺人事件に発展するといった話をよく聞きます。
「人に怪我をさせてはいけない」「人の物を盗んではいけない」
きっと誰もが、親や先生から教えられることです。
このような一般常識を親が教育することで、
子どもたちは「やってもいいこと、わるいこと」を学んでいきます。
しかし、一般家庭にパソコンが普及して10年程度。
長い間、世間で培われてきた社会通念とは違い、コンピュータ関連の法整備もこれからです。
本当に怖いのは、「やってもいいこと、わるいこと」を大人でも完全に把握できていないことでしょう。
自然の中で長い時間をかけて繁殖してきた植物と違い、組み換え遺伝子の植物は、突然そこに生まれます。
それが野生化した場合、周りの植物に悪影響があるかどうかは長い検証が必要です。
パソコンやネットワークといった、近年、突然現れた情報技術も、しっかりとした視点から、
「やってもいいこと、わるいこと」を学んでいく必要があるのではないでしょうか。
『この前、あなたがホームページに書いた内容。
無断でよそのページからコピーしたものではありませんか?』
それにしてもこのパソコン。
早くて便利になったなぁ。
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